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生涯現役社会の到来で高まるシニア男性の美容意識 60代男性は「再就職の面接の印象を良くするために美容クリニックへ」

シニア男性の美容意識も変化してきているという(イメージ)

シニア男性の美容意識も変化してきているという(イメージ)

“人生100年時代”の到来は、働き方や健康意識、そして人生にどう幕を下ろすかまで、私たちの生活を大きく変えた。それは「美容」の分野においても例外ではない。いまや男性シニアも巻き込んで新たなステージを迎えている。【全4回の第3回。第1回から読む

再就職のために娘の後押しでクリニックへ

「恥ずかしながら、娘から『そんな顔で面接に行っても、受からないよ』と言われたのがきっかけで……」

 今年に入ってから、シミとほくろを取るために、人生初のレーザー治療を受けたという東京都在住の男性Aさん(66才)はつるりとした肌を手で触りながら、はにかむようにそう話す。

「長く勤めた会社を定年退職した後、再就職するためにいくつか面接を受けていたのですが、どうもうまくいかない。同居している30代の娘に思わず愚痴をこぼすと『第一印象が悪いのよ。特にお父さんはシミやほくろが多いから、元気がなさそうに見えて、雇う側は不安になるんじゃない?』と、娘がかかりつけの皮膚科を紹介してくれたんです」

 最初は「男が肌を気にするなんて……」と気が進まなかったというAさんだが、このまま仕事がないのはまずい、背に腹は代えられない、とクリニックのドアを叩いた。

「すると1時間も経たないうちにどんどん肌がきれいになっていって。鏡で確認しながら『バリバリ働いていた頃の顔って、こんな感じだったな』とやる気が出ました。しかも、洗顔時や寝る前にどう手入れすれば清潔に見えるかも丁寧に教えてくれて、その通りやってみるとさっぱりして気持ちがいい。

 年明けに受けた面接がうまくいったことはもちろん、外見が変わるとこんなにも明るい気持ちになるのか、と驚きました。女性が化粧したり、時間をかけてケアする気持ちがいまならよくわかる(笑い)。今度は、抗酸化サプリメントも試してみようと思っています」

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