家計

フリマアプリに“出品疲れ”した人たちの本音 値切り交渉対応・丁寧な梱包…「ストレスが溜まるばかり!」

売れたら売れたで梱包作業が面倒

 コメントだけでなく、梱包作業に気を遣う人もいる。「勝手に気を遣い過ぎて疲れてしまったんです」と言うのは、メーカー勤務の20代男性・Bさんだ。

「売れないのもつらいですけど、売れたら売れたで面倒なんです。緩衝材なんて家にないし、箱も毎回そんなに都合のよいものがあるわけでもない。かといってサイズが大きくなって、送料が上がってしまうのも悔しいし」

 利益よりも「クレームが出ないことにこだわってしまうようになった」という。

「結局、緩衝材や送料などが膨らみ、利益が全然出ないことも珍しくなくなってしまい、バカバカしいと思うようになりました。最近は出品を休止中です」(Bさん)

「フリマアプリで売ればいい」の考えで無駄遣いに

 出品しなくなり、悪循環を断ち切れた人もいる。商社勤務30代女性・Cさんは、「フリマアプリの存在が無駄使いにつながっていた」という。

「最初は不用品を売っていましたが、そのうち、“ダメならフリマアプリで売ればいい”という思考回路になってしまい、ファストファッションやコスメなどで無駄遣いをしていたような気がします」

 しかし買っては売るというサイクルに疲れ、最近、とうとう出品しなくなったというCさん。消費のスタイルや物に対する考え方に変化が起きたそうだ。

「買い物に慎重になったし、本当に必要なものしか買わなくなりました。無駄遣いをしなくなったから、かえって良かったかもしれせん。物を大切にするようになって、長く使うようになり、売る物はもう家に全然ないですね。購入する際も、逆にフリマアプリに出品されていないか調べるようになりました」(Cさん)

 不用品が売れるチャンスがあるフリマアプリだが、出品することに大きなストレスを感じるようなら、一度立ち止まることがあってもいいのかもしれない。(了)

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