大阪・関西万博に展示される「ミライ人間洗濯機」(時事通信フォト)
1970年「電気自動車」/会場内のタクシーとして使われた1970年万博の、6人乗り電気自動車。最高時速15km、運行速度は時速6~8kmだった
2025年「空飛ぶクルマ」/今回の万博で次世代の移動手段としてデモ飛行が行なわれるのが『空飛ぶクルマ』。ドローンなどの技術を使って垂直離着陸が可能な、クルマのように身近な移動手段
1970年「フジパン・ロボット」/1970年万博で子供の夢を形にした手塚治虫氏プロデュースの『フジパン・ロボット館』。カメラマンロボット、ジャンケンロボット、演奏ロボット、育児ロボットなど約40体が登場。「人間がロボットに支配されるという手塚氏の世界観も示されました」(橋爪氏)。写真=共同通信社
2025年「ヤマトロイド」/今回の『シグネチャーパビリオン』に登場するのは、姿形が人間そっくりでAIも活用したアンドロイドロボット。ロボット工学者の石黒浩氏が人間と共存する未来を提示する
1970年「月の石」/1970年万博で長蛇の列ができたアメリカ館。目玉は前年アポロ12号が持ち帰った900gの『月の石』だ。初めて月を周回した宇宙船も展示され、月面着陸した宇宙飛行士も来場するなど「米ソの激しい宇宙開発競争が万博を盛り上げました」(橋爪氏)
2025年「火星の石」/今回日本館が展示するのは世界最大級の『火星の石』。日本の南極地域観測隊が2000年に南極で発見し、数万年前に地球に飛来したとされる。ラグビーボール大で重さ12.7kg。水や生命の起源の解明に役立つと期待されている(時事通信フォト)
2025年「ユニセックス」/「今回は多様性の観点から年齢、性別様々な人が『アテンダント』を務めます」(橋爪氏)。それに応じ、“アテンダントユニフォーム”もユニセックスなものになっている