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投資

【ドル円週間見通し】ドルは弱含みか 米中対立の激化や関税交渉の行方を注視へ

・4月14日-18日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

○(中)1-3月期国内総生産 16日(水)午前10時30分発表予定
・予想は前年比+5.2%
 直近の景気は底入れしつつあり、生産活動は活発化しているが、1月、2月の生産活動は活発ではなかった。成長率は昨年10-12月期の+5.4%を下回る見込み。

○(日)3月貿易収支 17日(火)午前8時50分発表予定
・予想は+2344億円
 参考となる3月上中旬時点の貿易収支は822億円の黒字で黒字額は前年同期比で5倍超となった。2024年3月の貿易収支は+3499億円だったことから今年3月の貿易収支は同規模の黒字となる可能性がある。

○(欧)欧州中央銀行政策金利発表 17日(木)午後9時15分発表予定
・予想は政策金利の据え置き
 米国の相互関税措置がユーロ圏のインフレや成長見通しに与える影響は無視できないため、利下げを急ぐ必要は低下した。これまで行った利下げの効果を点検する必要もあることから、今回の理事会では政策金利の据え置きが決まる可能性がある。

○(日)3月全国消費者物価コア指数 18日(金)午前8時30分発表予定
・予想は前年比+3.2%
 参考となる2月実績は前年比+3.0%。食料の伸びが加速したが、電気・都市ガス代の支援策再開により、伸び率は3.0%にとどまった。3月については食料品の値上げが続いてることから、上昇率は2月実績を上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
14日(月):(中)3月貿易収支
16日(水):(中)3月小売売上高、(中)3月鉱工業生産、カナダ中銀政策金利発表
17日(木):(米)3月住宅着工件数

【予想レンジ】
・141円00銭-145円00銭

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