宿泊施設の予約方法、天気予報の確認
旅先で宿泊するホテルや旅館の予約も、スマホ利用で便利になるポイントがある。
「一緒に行く友人などに宿泊先候補を提案する際も、宿のリンクを共有すれば相談がスムーズに進む。現地に着いたあとは予約情報からマップのアプリにつながり、ホテルまでの道筋が確認できて便利です。スマホから予約するのはハードルが高いと感じる人も、まずは『この地域にはこんな宿があるんだ』というカタログ的な使い方をしてみてください」
最後に増田氏が入れたほうがいいと言うのが、「天気予報アプリ」だ。
「『天気予報なんて』と思うかもしれませんが、実はこれが重要です。アプリを使えば全国各地の気温や降水確率を最大17日分見ることもできます。現地でどんな服装で過ごしたら良いか、春なら花粉量もわかる。雨雲レーダー機能を使えば、時間ごとの雨雲の動きも把握できます。確認しておくことで、移動のタイミングや雨宿りにかかる時間の目安がわかります」
旅行先での突然の悪天候にも対応しやすいわけだが、増田氏は「電池消費も多くなるので予備のバッテリーも用意してください」と付け加えた。スマホを使いこなし、行楽シーズンを満喫したい。
■前編記事:《【超初心者向け・旅先でのスマホ使いこなし術】単なる地図ではない「Googleマップ」、目的地までのルート検索では“楽な道”を選ぶことも可能》から読む
※週刊ポスト2025年5月9・16日号