旅先でのスマホ使いこなし術をわかりやすく解説(写真:イメージマート)
連休に訪れた観光地で目的地までの道がわからずひと苦労……そんな悩みはスマホの活用で解決できそうだ。累計29万部超のベストセラー『70歳からのスマホの使いこなし術』の著者・増田由紀氏(スマホ活用アドバイザー)監修のもと、旅先でのスマホ使いこなし術をわかりやすく解説していく。【前後編の前編】
でかけた先の“ガイド役”として使いこなせれば、スマホは強い味方になる。代表的なのが目的地までの道のりを調べる「マップ機能」。今回は「Googleマップ」を例に解説する。
「Androidなら初期状態でGoogleマップのアプリが入っており、利用者も多いです。別掲の図でGoogleマップの見方を解説していますが、画面右下のマークを1回押すと『現在地』が表示されます。地図上の『青い丸印』が自分の現在地を表わしており、丸から出る青いビームのような線は、自分が向いている方向を示しているとまず覚えてください」(増田氏、以下「」内同)
増田氏は「Googleマップは“単なる地図”ではありません」と言う。その機能はルート検索に加え、飲食店探しから乗り換え案内まで多岐にわたる。
「画面上部の『ここで検索』と書かれた箇所に『トイレ』『ガソリンスタンド』などと入れれば近所にある候補の一覧が表示されます。飲食店などを検索した場合はその店の評価や写真、営業時間などの情報も載っている。初めて訪れる店が営業中かどうかも確認できます。
電話番号が掲載されているお店は、番号部分をタップするだけで自動的に電話ができます」