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住まい・不動産

南新宿、神泉、北池袋…1駅違うだけで乗降客数が激減する「ターミナル駅の隣駅」10選 最大ギャップは100倍以上、首都圏の“マイナー駅”それぞれの実情

品川→北品川(京急本線)

乗降客数:21万4527人→7996人(2022年度)

 ハイスピードで鳴らす京急ですが、横浜、横須賀、羽田空港方面に向かう快特や特急に乗ると、ロクにスピードが上がらぬ内に通過するのが北品川。小ネタとしては、品川駅より南にあるのに駅名は北品川です。品川から700mほどしかなく、乗降客も少ない駅ですが、ほんの少し歩くと旧東海道があり、風情はたっぷり。正月には駅のすぐそばを箱根駅伝のランナーが疾走することでも知られています。

横浜→神奈川(京急本線)

乗降客数:27万7855人→4065人(2022年度)

 県名を駅名に掲げながら、利用者数は極少なのがこちら。それもそのはず、駅名は「神奈川県」でなく、かつてこの地に存在した東海道の神奈川宿からつけられており、国道1号と国道15号に挟まれて、小さな駅舎がちょこんと存在しています。横浜までは900mほどですし、普通列車しか停まらないのが乗降客数が少ない理由でしょう。

池袋→雑司が谷(東京メトロ副都心線)

乗降客数:50万694人→1万8916人(2023年度)

 地下鉄で唯一、今回のテーマに相応しい駅が雑司が谷。乗降客数は東京メトロ130駅中125位という静かな駅ですが、近隣には安産や育児の神様の鬼子母神(雑司ヶ谷鬼子母神堂)があります。立地的には目白駅が近く、そちらを使う利用者も多そう。なお、都電荒川線には「都電雑司ヶ谷」という駅がありますが、雑司が谷⇔都電荒川線の乗り換え駅は「鬼子母神前」なのでご注意を。

上野→尾久(JR東北本線)

乗降客数:16万2555人→1万153人(2023年度)

 JR東日本の23区内の駅で、越中島(京葉線)、上中里(京浜東北線)に次いで乗降客数が少ない尾久。地図をご覧になればお分かりのように、巨大な車両基地の北隣に存在しますが、駅そのものは極めてこぢんまりとしています。地名は「おぐ」なのに駅名が「おく」だったり、ほとんど人がいない長い地下道があったり、運賃計算に関して特殊なルールがあったり、非常にクセが強い駅ですが、駅付近は極めて庶民的な住宅街。なお、上述の上中里は目と鼻の先にあります。

 いかがでしたでしょうか。普段乗っている電車で通過しているけど、利用したことのない駅も意外と多かったのではないでしょうか。

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