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増加する中華系ネイルサロンの実態

《日本人店に偽装?》急増する「中華系ネイルサロン」でのトラブル実体験 「日本人の名前のネイリストを予約したのに…」「勝手にパーツを追加され料金上乗せされた」

「こっちの方がカワイイよ!」パーツ追加を迫られ勝手に金額アップ

 また料金面でのトラブルも発生している。ネットの予約サイトから、新宿にあるネイルサロンを訪れたという女性・Bさん(30代/アパレル勤務)は、こんな経験をしたという。

「SNSで話題の『ワンホンネイル』がしたくて、美容系の予約サイトからサロンを予約しました。ワンホンというのは、中国語でインフルエンサー、人気者といった意味で、キラキラしたパーツを使ったSNS映えするデザインが魅力です。予約サイトで『ワンホンネイル』で検索して、日本人の名前のネイリストさんを選択しましたが、実際には中国の方でした(笑)。どこの国籍の方でも技術力と接客がしっかりしていれば文句はなかったんですが。

 しかし、サロンのページに載っていた見本の写真を見せたのに『これはできないよ。これやりたいなら別のジェルじゃないとできない』『別のマグネットネイルなら追加料金がかかる』などと片言で言われ、コミュニケーションも取りづらかった。また、施術中に小さなハートのパーツを爪に乗せ、『これあった方がカワイイね! 似合うね~!』というので、てっきりサービスしてくれたのかと思っていました。

 しかし、会計の際、5500円のメニューを予約したはずが、8800円と言われたんです。困惑していると、『パーツはオプション。ジェルも変更したから別の料金。キレイになったね!』と強気に言われました。クレームをいう気力もなく支払いましたが、屋外で仕上がりを見ると爪の形もばらつきがあり、表面もボコボコ。技術力も低く、もう二度と行くことはありませんね」(Bさん)

 インバウンド需要の高まりや、日本での就労を希望する中国人の増加などを背景に、都内に急増している中華系ネイルサロン。真面目に経営している店舗がある一方で、一部では「日本人のネイリスト」を装ったり、無断で予約内容とは異なるメニューを施こし高額請求をしたりというケースもあるようだ。

■前編記事:日本で増殖する「中華系ネイルサロン」 勤務していた日本人ネイリストが見た驚きの内情「“オラオラ接客”で高額メニューに誘導」「初回来店客を練習台にしてトラブルも」

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