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川辺謙一 鉄道の科学

日本の鉄道で使われる「3種類の連結器」を解説 新幹線の連結器は基本的には外からは見えない構造に、連結器が見えるのは一部の新幹線のみ

 密着連結器は、その名の通り連結器同士が密着する連結器です。凸部と凹部があり、両者が接近すると回転錠が回り、外れなくなるしくみになっています。

JR東日本415系電車の密着連結器。筆者撮影

JR東日本415系電車の密着連結器。筆者撮影

 密着連結器は、おもに電車で使われています。ただし、近年は一部の気動車でも使われています。

 なお、並形自動連結器と密着式自動連結器は、互いに連結できます。ただし、どちらも密着連結器とは連結できません。

ディーゼル機関車の双頭連結器。大宮工場一般公開時に筆者撮影

ディーゼル機関車の双頭連結器。大宮工場一般公開時に筆者撮影

 このため、一部の機関車では、双頭連結器が設置されています。双頭連結器とは、3種類の連結器に対応する連結器で、向きを90度変えると、対応する連結器の種類を変えられる構造になっています。

 ここでは、日本の鉄道でおもに使われている3種類の連結器を紹介しました。国内の一部鉄道や、海外の鉄道では、その他の種類の連結器を使った例があります。

次のページ:新幹線の連結器はどこにある?

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