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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】リケンNPR Research Memo(6):2026年3月期は米国の関税政策変更による影響などを考慮して減収減益予想

*11:06JST リケンNPR Research Memo(6):2026年3月期は米国の関税政策変更による影響などを考慮して減収減益予想
■今後の見通し

● 2026年3月期の連結業績見通し
リケンNPR<6209>の2026年3月期の連結業績見通しは、売上高が前期比4.9%減の162,000百万円、営業利益が同28.0%減の8,500百万円、経常利益が同22.3%減の11,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の7,300百万円を見込んでいる。想定為替レートは1米ドル=140円、1ユーロ=155円(前期実績は1米ドル=151円、1ユーロ=164円)である。経営統合によるシナジー効果を含む合理化やコスト増加に対する売価転嫁など収益改善施策を推進するが、米国の関税政策変更による影響、為替の円高影響、成長投資による費用増加などを織り込んで減収減益予想としている。

営業利益の前期比33億円減少の要因別増減分析(予想)は、販売減少で19億円減少、為替影響で10億円減少、価格転嫁で6億円増加、原材料・エネルギー価格影響で3億円減少、労務費増加で7億円減少、減価償却費・研究開発費増加で2億円減少、合理化効果で20億円増加、経費他の増加で3億円減少、米国関税政策変更影響(同社グループの米国向け直接輸出に係るリスク)で15億円減少としている。ただし足元で為替が想定よりも円安水準で推移していることなどを考慮すれば、上振れ余地があると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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