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ビジネス

【平成生まれの保有株億万長者】「人気アナの夫」「中田翔を見てプロを諦めた元高校球児」など、若くして成功した経営者たちの多彩な顔ぶれ

ゴスペラーズからアカペラ指導

 保有時価総額24億円で18位にランクインした実業家でユーチューバーの三崎優太氏(36)は、2014年頃から青汁のネット通販で成功を収め、メディアの注目を集めた“青汁王子”として知られる人物。今回のランクインは投資家としての活動によるものだ。今回、創業者が3位と4位に入ったTWOSTONE&Sonsの大株主になった理由を本人がこう語った。

「流行りのM&Aを買い手向けに提案・アドバイスしているということで、1年ほど前に128万株保有しました。経営者の方とは直接挨拶はしましたが深い付き合いはありません。ただ周囲から『仕事に対して真面目でかなり節約家。普段着をブランドなどで固めることもない』と評判だった」

 保有時価総額13億円で21位にランクインしたyutori社長・片石貴展氏(31)は、複数のストリートブランドを展開するアパレル企業の創業者。昨年8月には元AKB48の小嶋陽菜が創業したheArt relAtionと資本業務提携を結んでいる。片石氏と面識のある藤本氏が言う。

「24歳の若さで創業した片石さんは上場企業の社長とは思えぬ長髪の風貌が印象的です。高校時代からアカペラグループで活動していて、先輩に当たるゴスペラーズの指導を受けたこともあるとか」

 こうした平成生まれの大金持ちの今後は日本経済の未来の映し鏡にもなりうる。大西氏が言う。

「ランクインしたような起業家は、投資家に認められているということ。魅力的なビジネスモデルを打ち出して、アピールする能力に長けている。彼らが近い将来、ソフトバンクの孫正義さんや楽天の三木谷浩史さんのようになれば日本経済の未来は明るい」

 令和の時代は、この株長者たちが担うのか。

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※週刊ポスト2025年7月18・25日号

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