「短期的には需給のサイクルで株価上振れも」
世界の株式市場は、一時期の「関税ショック」から立ち直りつつあるようにも見えるが、ちょる子さんは年後半の景気後退リスクを見据え、独自の投資戦略を練っている。
「ポートフォリオの半分は配当株で固めて長期保有とし、残り半分では東京エレクトロン(東証プライム・8035)のような半導体関連の大型株で短期的な利益を狙っています。AI需要という長期成長テーマがある一方で、短期的には需給のサイクルで株価が大きく上振れる可能性もあると読んでいます」
大型株投資は単なる安定志向ではない。「企業分析とテクニカル分析を組み合わせることで、安定収益を確保しながら短期売買でも利益を狙えるのです」と語るちょる子さんは、具体的にどんな銘柄に注目しているのか。関連記事『《資産2億円超のちょる子さんが厳選》長期的な株価上昇が期待できるお宝成長株3選 経営陣に信頼のおけるM&A事業、従来にない付加価値を提供する不動産開発業など』では、ちょる子さんが最新の注目銘柄について詳しく語っている。
※取材日(6月20日)時点の情報
投資歴14年で資産2億円超を築いたちょる子さん
【プロフィール】
ちょる子さん/大手企業の営業職やマーケティングなどを経て、企業の価値向上をサポートするPR支援事業で独立。仕事と子育ての傍ら、高配当銘柄、優待銘柄、日経先物、個別株のデイトレードなど、マルチな投資スタイルで2024年1月に資産2億円超えを果たした個人投資家。X(旧Twitter)アカウント:@kabu_st0ck
取材・文/小野雅彦