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30歳でFIRE（経済的自立と早期リタイア）した夢の配当生活さん（37）は、連続増配を続ける高配当株への投資で1億5000万円の資産を築いた。資産を増やす追い風になったのは、商社株、金融株の高騰だった。
「ダブルバガー（株価2倍）になった伊藤忠商事（東証プライム・8001）や三菱商事（東証プライム・8058）などは『累進配当』（配当を減らさず、維持・増配を続ける方針）を宣言していますが、事業に対する強い自信の表われだと評価しています。一方、三井住友フィナンシャルグループ（東証プライム・8316）や三菱UFJフィナンシャル・グループ（東証プライム・8306）も保有していますが、かつての金融危機のようなリスクが頭にあって少し怖いなと常に身構えています」（以下、「」内コメントは夢の配当生活さん）
銘柄選定について、「配当利回り4％を目安にしていますが、あくまで企業業績と増配実績を最優先にしています。ポイントは、安定的な収益構造と競合優位性を持つ企業です」という夢の配当生活さんが、現在注目している5銘柄を紹介する。
