勢いを増す「系統用蓄電池」の関連銘柄に注目
そんなDAIBOUCHOU氏がいま注目しているのは、「系統用蓄電池」の関連銘柄だという。系統用蓄電池とは、電力会社が管理する電力系統に直接接続された大規模な蓄電池のことだ。
「近年はAIデータセンターや暗号資産のマイニングなど、色々な新しい需要によって大量の電力が消費されるようになり、電力網の増強が必要とされている。そのため系統用蓄電池の関連事業が勢いを増しています。系統用蓄電池の施設は『系統用蓄電所』と呼ばれ、全国各地にどんどん作られている。そこで電力が余った時には蓄電し、電力が不足した時には放電することで、系統電力の安定化を図っているわけです。
系統用蓄電事業は国から補助金も出ていて、投資妙味も高いため、リース会社やガス会社、不動産会社などがこぞって参入しています。系統用蓄電事業に関連する銘柄はこれからも伸びていくのではないでしょうか」(DAIBOUCHOU氏)
具体的にはどのような銘柄があるのか。また、購入するタイミングはどう考えるか。関連記事『資産10億円・DAIBOUCHOU氏が“今のうちに仕込んでおきたい”3銘柄を厳選!系統用蓄電池、AIデータセンター関連…「半年で株価がぐんぐん上がっていく可能性も」』では、系統用蓄電池関連をはじめとする“早めに仕込んでおきたい3銘柄”をDAIBOUCHOU氏が紹介している。
【PROFILE】
DAIBOUCHOU/1973年生まれ、東京都在住。各企業の財務諸表分析を中心とした、割安成長株への超分散投資を得意とする。2000年の会社員時代に200万円の元手から株式投資を始めて、約4年で「億り人」になる。その後、安定重視の中長期投資にシフトして、資産10億円を達成。著書に『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円: 10日で学ぶ10年10倍株の探し方』(東洋経済新報社)など。