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投資

2年で資産17.5倍の元証券マン・かぶカブキ氏 ヘタレトレーダーから営業職への転身で学んだ“勝ちパターン”、自身で「50倍銘柄」も発掘

かぶカブキさんは株式投資スキルをどう向上させたのか(写真:イメージマート)

かぶカブキさんは株式投資スキルをどう向上させたのか(写真:イメージマート)

 日経平均株価が1年1か月ぶりに史上最高値を更新した。この先にさらなる上昇が待つのか。先が見えないのは相場の常だが、狙いたいのは10倍、50倍といった上昇が見込める“大化け期待株”だ。トレーダーとしての失敗経験から独自の手法を築き、「50倍株」狙いの投資術についての著書もある、かぶカブキさん(42)に話を聞いた。

 かぶカブキさんの株式投資は当初、失敗の連続だった。

 IT関連企業に勤めたサラリーマン時代、先輩に薦められた銘柄になけなしの200万円を投資したが、わずか1日で120万円に急落した。

「しばらく立ち直れなかったものの、懲りずに続けて、一時は120万円が1000万円になったこともありました。ただ、その後はまたうまくいかなくなり、お金が尽きてしまう経験もしました」(以下、「」内コメントはかぶカブキさん)

 それでも株が好きだという一心で証券会社のディーラーに転職した。完全歩合制だったが、全く利益を出せず、5か月ほどで退社。また別の証券会社にディーラーとして再度転職した。

「そこでは基本給15万円はもらえたのですが、それ以上稼ぐことができない“ヘタレトレーダー”でした。根拠のない情報に飛びついて、自分で深く調べることもせず、爆上げ銘柄についていこうとするなど、完全な負けパターンに陥っていました。その結果、戦力外通告を受けて営業職に転籍しました」

 アマチュアからプロのトレーダーになっても通用しない。「投資の世界から何度も退場させられているダメ人間でした」と振り返る。

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