閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
ライフ

「本当に気持ち悪い…」ゴミ袋から女性用下着をあさる“下着救出界隈”の魔の手からどう身を守るか? 「細かく切る」「回収サービス利用」…下着の正しい処分法とは

衣替えシーズンや大掃除で気を付けたい下着の捨て方

衣替えシーズンや大掃除で気を付けたい下着の捨て方

 さまざまなものが高騰するなか、衣服品は中古市場が活発化。買取を行なう店も多数存在し、実際に衣服を売ったことがある人も多いだろう。一方で、悩ましいのは下着の処分だが、Xには“下着救出界隈”というワードが飛び交っていることをご存知だろうか。捨てられる女性用下着を「救出」するという名目のもと、ゴミ袋をあさるなどして、女性用の下着があればそれを持ち帰ってしまう行為を報告するものだ。

 ゴミ袋から下着をあさられたことがある、あるいはそうした行為の痕跡を目撃したことがあるという体験談を聞くとともに、被害にあわないよう気をつけるべき点を考察する。

切り刻んだり紙袋に入れて捨てるように

 IT企業に勤務する20代女性・Aさんが、SNSで“下着救出界隈”という言葉を知ったときの心境を振り返る。

「あるアカウントが、ゴミ袋から回収した女性用下着を撮影した写真を投稿しているという情報が回ってきたんです。投稿には“救出”と書かれていて、回収した下着はネットで売っているようでした。本当に気持ち悪かったです……」

 それ以来、下着の捨て方を見直したというAさん。「まさか、ゴミ袋があさられるとは思わないじゃないですか」と語る。

「下着なんて、めちゃくちゃ適当に捨てていました。生ゴミや紙類のような燃えるゴミと一緒に袋に入れるだけなので、見ようと思えば袋の外から丸見え状態だったこともあるかもしれません。ゴミ袋をあさられる危険性があることがわかってからは、多少切り刻んだり、紙袋に入れて捨てるようにしています」(Aさん)

 下着メーカーのグンゼやトリンプのホームページによると、下着を捨てる方法は、まずは分別するためにブラジャーやショーツの布と金属・樹脂部分をハサミで切り分けることを推奨。その後、それぞれのパーツを可燃ごみや不燃ごみなど、地域ごとの分別ルールに従うことになるが、下着がそのまま見えるように捨てると防犯上の懸念もあることから、両社とも捨て方のポイントとして新聞紙や紙袋・包装紙などで包んでから、ほかのゴミと一緒に捨てることや、細かく切って捨てることを勧めている。

次のページ:下着だけでなく個人情報まで抜かれるリスクも

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。