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ライフ

「友情結婚」「交際0日婚」に共感する若者たちの本音 「恋愛はめんどうくさい」「経済合理性の面からも正しい選択」…Z世代に浸透しつつある新たな結婚の価値観

Z世代に広がる新たな結婚観(写真:イメージマート)

Z世代に広がる新たな結婚観(写真:イメージマート)

“友人同士が結婚する”“交際0日婚”という新たな価値観が、若い世代を中心に受け入れられつつあるという。

 今年9月には、お笑いコンビ「エレガント人生」が、「交際0日」で結婚したことを発表し話題となった。エレガント人生は中込悠(36)と山井祥子(31)の男女コンビで、SNSのショート動画などを中心に支持を得ている。かねてより「交際しているのでは?」という声も上がっていたが、結婚発表の際に改めて交際関係については否定している。

 親友として信頼関係を築いてきたうえで、交際を経ずに入籍する──。こうした新たな結婚のかたちに、共感する若い世代も少なくない。「友情結婚」「交際0日婚」は、どのような点で共感を呼んでいるのか、Z世代のリアルな本音を探った。

「恋愛はめんどうくさいが結婚はしたい」

 都内の大学に通う男性・Aさん(21歳・経済学部)は、「交際0日婚」は理想的だと語る。その背景にあるのは「恋愛はめんどうくさい」という意識だ。

「これまで2人彼女がいたことがあります。ただ正直、恋愛が楽しいと思える期間はほんの一瞬で、大半の時間は『めんどうくさい』という気持ちが占めていました。割り勘だとしてもデートはお金がかかるし、相手を楽しませる自信もなくて『一緒にいてもつまらない』と振られたこともあります。デート中に『あんた、ずっとスマホいじってるじゃん』とキレられたとき、『だるいな』と思ってしまいました。

 でも結婚したくないわけではなく、将来的には家庭を築き、子どもも欲しいなと思っています。なので、将来が未確定な相手とめんどうな恋愛関係を過ごして時間とお金を無駄にするよりも、男女の枠を越えて親友として楽しめる相手と結婚する方が合理的だと思う。恋愛関係をすっ飛ばしてもOKと言ってくれる友人と、社会人数年目で結婚するのが僕の理想です」(Aさん)

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