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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】コニシ—2Q売上高微減なるも、ボンド事業・化成品事業の売上高は堅調に推移

*15:51JST コニシ---2Q売上高微減なるも、ボンド事業・化成品事業の売上高は堅調に推移
コニシ<4956>は29日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%減の655.33億円、営業利益が同4.7%減の46.22億円、経常利益が同5.8%減の48.65億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同1.4%減の32.99億円となった。なお、営業利益は水性接着剤製造所の新設など、長期での成長を見据えた設備投資の積極的な実施による減価償却費の増加などがあり減益となった。

ボンド事業の売上高は前年同期比0.7%増の366.73億円、営業利益は同6.7%減の31.87億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンターやコンビニエンスストア向けの売上が減少した。住関連分野においては、新製品の市場導入は進んでいるものの、前期の建築基準法改正による駆け込み需要の影響により新設住宅着工戸数が減少し、内装工事用接着剤などの既存製品が低調に推移した。産業資材分野においては、紙工用や異種材料接着などに使用する接着剤が低調に推移したが、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤の拡販が進んだことで前年並みで推移した。建築分野および土木分野においては、建築用補修材が順調に推移したが、建築用シーリング材の販売数量が減少したことで、低調に推移した。

化成品事業の売上高は同4.4%増の191.15億円、営業利益は同9.3%減の6.42億円となった。化学工業分野においては、化学メーカー向けに販売している原材料が好調に推移し、売上が増加した。自動車分野においては、ハイブリッド車向け商材が好調に推移し、売上が増加した。電子電機分野においては、樹脂材料の販売が低迷したものの、新規採用商材が好調に推移した。丸安産業においては、コンデンサ向けなど電子部品用商材が好調に推移し、売上が増加した。

工事事業の売上高は同11.2%減の97.44億円、営業利益は同9.8%増の7.73億円となった。公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事が計画どおりに進行し、順調に推移した。また、工事の受注活動も好調に進捗している。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の1,420.00億円、営業利益が同0.2%増の106.70億円、経常利益が同0.1%増の112.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.2%増の81.00億円とする期初計画を据え置いている。

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