*13:42JST 米国株見通し:伸び悩みか、緩和政策期待の後退なら売り
(13時30分現在)
S&P500先物 6,826.00(+0.75)
ナスダック100先物 25,734.25(-12.00)
米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は8ドル安。米金利は高止まり、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
5日のNY市場は反発。ダウは前日比225ドル高の47311ドルで取引を終え、3営業日ぶりに上向いた。この日発表された堅調な雇用や非製造業の関連指標が投資家心理を支え、景気の底堅さを意識した買いが広がった。ハイテク株やAI関連銘柄に買い戻しが入り、ナスダックも続伸。アムジェンやキャタピラー、マクドナルドなど好決算銘柄が相場を押し上げた。セクター全体では幅広い買いが入り、前日の下げを取り戻す展開だった。
本日は伸び悩みか。ミシガン大学消費者態度指数が予想通りの改善を示せば、前日に続き景気回復を好感した買いが入る可能性がある。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)による年内利下げ観測は後退しており、金利先高観が上値を抑えそうだ。また、週末の雇用統計発表が延期となる可能性から、積極的なポジションを取りにくいとの見方もある。一方、ピークを迎えた企業決算で、好業績銘柄への選別買いが引き続き相場の下支えとなりそうだ。
<TY>