*18:23JST システムサポートホールディングス---1Qは2ケタ増収増益、クラウドインテグレーション事業を中心に受注が好調に推移
システムサポートホールディングス<4396>は12日、2026年6月期第1四半期(25年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.1%増の75.17億円、営業利益が同31.3%増の5.72億円、経常利益が同41.8%増の5.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同42.7%増の3.53億円となった。
クラウドインテグレーション事業の売上高は前年同期比33.5%増の28.33億円、セグメント利益は同12.4%増の3.11億円となった。顧客企業のDX需要の高まりを背景にAmazon Web Services(AWS)やServiceNow、Google Cloud等のクラウドサービスの移行・利用に係る技術支援が好調に推移し、またクラウドサービスへの移行後のリセール(ライセンス等の再販)が拡大した。
システムインテグレーション事業の売上高は同18.1%増の36.89億円、セグメント利益は同163.6%増の1.51億円となった。データベース構築関連が好調に推移したことや、2025年7月に実施したM&Aの影響により、増収増益となった。
アウトソーシング事業の売上高は同1.7%増の5.97億円、セグメント利益は同10.5%減の0.84億円となった。金沢でのニアショアによるシステム保守等が増加した一方、データセンターに関連した外注費等が増加した影響により、増収減益となった。
プロダクト事業の売上高は同31.0%増の2.73億円、セグメント利益は同38.3%増の0.41億円となった。就業役者(勤怠・作業管理システム)及びSHIFTEE(クラウド型シフト管理システム)等の販売が好調に推移したことや、2025年7月に実施したM&Aの影響により、増収増益となった。
海外事業の売上高は同9.8%増の1.23億円、セグメント損失は0.04億円(前年同期は0.12億円の損失)となった。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.8%増の320.00億円、営業利益は同21.1%増の26.86億円、経常利益は同20.3%増の27.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.2%増の17.37億円とする期初計画を据え置いている。
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