*18:03JST 21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比96.16ポイント(2.45%)安の3834.89ポイントと続落。
人工知能(AI)産業の過剰投資や関連銘柄の割高感などに対する懸念は消えていないため、20日の米国株安に対するネガティブな反応がみられた。米追加利下げ観測は後退し、中国の金融緩和への期待がやや低下していることも株式相場を圧迫したようだ。
業種別では、非鉄金属株が弱含み。西蔵珠峰資源(600338/SH)がストップ安、雲南省貴金属新材料HD(600459/SH)が8.6%安、四川宏達(600331/SH)が7.6%安。一方、造船株は強含み。中船海洋与防務装備(600685/SH)は6.4%高、江蘇亜星錨鏈(601890/SH)は3.4%高。
なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.48ポイント(1.76%)安の249.45ポイント、深センB株指数が22.60ポイント(1.73%)安の1280.37ポイントで21日の取引を終えた。
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