*07:35JST NY為替:米11月シカゴPMIやベージュブックで12月利下げ観測強まる
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円74銭まで上昇後、156円29銭まで下落し、156円43銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前週から減少し、労働市場の底堅さが示され、ドル売りがいったん後退した。その後に発表された米11月シカゴ購買部協会景気指数が大幅に低下したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米・地区連銀経済報告(ベージュブック)で労働市場の需要の弱さが指摘され、12月利下げ観測が強まりドル売りが再開した。
ユーロ・ドルは1.1547ドルへ下落後、1.1601ドルまで上昇し、1.1596ドルで引けた。ユーロ・円は180円90銭へ下落後、181円46銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3176ドルから1.3244ドルまで上昇。英政府が発表した予算案が好感され、ポンド買いにつながった。ドル・スイスは0.8084フランへ上昇後、0.8039フランまで下落した。
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