*08:23JST 日経平均株価の出遅れ修正が意識される
12月1日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。11月28日の米国市場は、NYダウが289ドル高、ナスダックは151ポイント高だった。感謝祭の翌日で短縮取引となる中、小売が好調で相場を支援したほか、利下げ期待を受けた買いが続き終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の50230円。円相場は1ドル=156円10銭台で推移している。
日経225先物はナイトセッションで一時50350円まで買われ25日線を捉えてきた。
同線に上値を抑えられる形ではあったが、5万円処での底堅さがみられていた。米国では感謝祭からクリスマス休暇に入る参加者が多いとみられており、海外勢のフローは限られそうだが、米利下げ期待が高まりやすい状況は続きそうである。また、国内では中間配当の支払いが行われることで、再投資への思惑から需給面での下支えになることが見込まれる。
そのため、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうであり、日経平均株価の5万円固めの動きがみられるようだと、25日線突破からレンジを切り上げてくる展開も意識されてきそうである。25日線を明確に上抜けてくるようだとボリンジャーバンドの+1σが位置する51251円辺りがターゲットとして意識されてくる可能性はありそうだ。
米国ではエヌビディアが不安定な値動きであり、国内ではソフトバンクG<9984>の動向にらみの展開になりやすいだろう。一方で、アドバンテスト<6857>や東エレク<
8035>はリバウンド基調をみせてきている。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は5日続伸で25日線を突破している。半導体・AI関連株への資金流入が再び強まる可能性もあるなかで、年末高値の期待も高まってきそうだ。また、TOPIXが史上最高値に接近するなかで相対的に日経平均株価の出遅れが意識されている。
これを修正する形でのリバランスの動きも入りやすくなると考えられるほか、相対的に出遅れが目立つ中小型株へも押し目拾いの動きがみられてくるようだと、個人投資家のセンチメント改善にもつながりそうである。
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