メインボックスの下に大きくて親指で認識しやすいウインカースイッチが装備されている
折りたたみ式のステップ。スマートなデザインだが見た目以上にしっかりとした作りで安心度は高い
右グリップの付け根付近に空く度調整のスロットルがある。手前にひねれば加速する
安心安全のための充実したサポートもあり
「車道モード」から「歩道モード」に切り替えます。これで最高速度が時速6km/hとなり、スロットルをどんなにひねってもそれ以上速度は上がりません。実はここからが少々面倒くさいのですが、ざっくりと言うなら、「歩道モード」に切り替わった時点で、これまで「特定小型原動機付自転車」だった「MU」は、【特例】特定小型原動機付自転車へと変身(姿形は変わりませんが)。最高速度6km/h以下など一定の条件を満たしていれば頭に「特例」の文字が付き、歩道(普通自転車等及び歩行者等専用の道路標識などが設置されている歩道に限る)を走行可能となります。いかにもお役所的な区分で、なんとも難解ですが、仮に車道モードのまま、歩道に入れば、その時点で違反となりますから絶対に停車してから(停車しないと切り替わらない)歩道モードに切り替えること。
ちなみにこの「特例」が付いている低速度の移動体には、現在、実証実験などが行われている自動運転(遠隔操作もあり)によるデリバリーロボットなども含まれます。とにかく歩行者が主となる歩道を走るわけですから、当然ながら車道以上に厳しくなります。



