快適クルマ生活 乗ってみた、使ってみた

【憧れのハーレー】限定解除せずに乗れるハーレーダビッドソンX350 「ハーレーとしては目を疑いたくなるほどの手頃な価格」

市街地のアーバンライドにも適したボディサイズとパフォーマンスのハーレーX350

市街地のアーバンライドにも適したボディサイズとパフォーマンスのハーレーX350

「若い頃はバイクに乗っていた」という人や「憧れはあったが機会を逃した」という人の中には、「今年こそ、バイクで颯爽と走りたい」と、年初に決意する人もいるかもしれない。そんな人が気軽に挑戦できる、ハーレーダビッドソンの「X350」が登場した。エンジン排気量349ccなので普通2輪免許でも乗れるが、果たして“気軽なハーレー”とは、どのようなものか。シリーズ「快適クルマ生活 乗ってみた、使ってみた」。自動車ライターの佐藤篤司氏が乗車してレポートする。

ハーレーのイメージを変える存在が登場

 日本にはいま、原付免許なら50ccまで、普通2輪免許なら400ccまで、それ以上の排気量のバイクに乗れる「大型2輪免許」といった具合に排気量によって運転できる範囲が区切られています。さらにクラッチ操作の要らないバイク専用の「オートマチック限定」などといった区分もあるため、全部で7種類ものバイク免許があります。

 実はこのバイクの免許区分が、2輪車普及のひとつの壁なのです。中でも400ccを越えた大型バイク、たとえば750ccに乗りたいと思ったら、「大型2輪免許」を取得、いわゆる「限定解除」をしなければいけない。ところが取得のための実技試験は難易度が高く、ビッグバイクの世界は、なかなかに遠い存在なのです。

 その点、今回の「X350」は限定解除を経なくとも、ハーレーダビッドソン(以下、ハーレー)という、憧れのブランドに跨がることができるわけです。さらに言えば若い頃に限定解除を経てビッグバイクに乗っていた人が、リターンライダーとして路上に復帰する際、まずはかつての感覚を取り戻すためにX350を選択するというのも十分に考え得る選択のひとつ。

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