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《失敗しない相続》サブスク契約自体を知らないと「本人の死後も引き落としが続いてしまう」落とし穴 「デジタル遺産の情報こそアナログの形で残すべき」と専門家

プロが選んだ「相続・生前贈与やるべきランキング」(その1)

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「デジタル遺産」とは、近年シニアにも利用者が増えているネット銀行やネット証券のほか、電子マネー、ポイントといった目に見えにくいお金のこと。司法書士で行政書士の太田昌宏さんが警鐘を鳴らす。

「ネット銀行やネット証券、またネットで契約した生命保険などは紙の通帳や証書がないので、IDとログインパスワードがわからなければ、引き出しも解約もできません。それどころか、そもそもスマホの画面ロックを解除できなければ、手がかりすらつかめない。

 また、音楽や動画、クラウドなどのサブスクリプションも、契約から解約までスマホで行うため、契約していることを知らないと、本人の死後も解約できない引き落としが続くことになる。デジタル遺産特有の落とし穴です」

 ベリーベスト法律事務所の弁護士・田渕朋子さんは、「デジタル遺産の情報こそ、アナログの形で残すべき」と指摘する。

「紙に書き出すなど、デジタル機器に依存しない形で可視化しておかないと、時間が経つほど埋もれてしまいます。スマホはいわば“持ち主と運命共同体”なので、スマホ内の情報を誰でも見られるアナログの形にしておかないと、持ち主が亡くなると同時にアクセスできなくなってしまうのです」

(第2回につづく)

※女性セブン2025年1月8・15日号

プロが選んだ「相続・生前贈与やるべきランキング」(その2)

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