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投資
テンバガーハンター・愛鷹氏「10倍株の探し方」

《98銘柄で10倍株達成》資産4億円の“テンバガーハンター”愛鷹氏が10倍株の原石を見つける手法を指南 「決算短信で見るべきは『営業利益』」と力説する真意

決算短信で目を通すべき2つの項目

 株式投資の大事な判断材料となる「業績」は、決算短信の1ページ目にあります。そこで目を通すべきなのは、基本的に「営業利益」(厳密には営業利益を売上高で除した営業利益率とその対前年比)と「配当」の項目です。

 業績とひと口にいっても、「売上高」「営業利益」「経常利益」「税引き前利益」「純利益」などがあります。

 売上高は説明しなくてもわかると思いますが、それ以外の利益の違いをきちんと把握できているでしょうか?

 営業利益は本業で得た利益のことで、売上高から「原価」と広告費などの「販売管理費」を差し引いて求めます。売上高が1億円で、原価と販売管理費が8000万円なら、営業利益は2000万円、営業利益率は20%になります。

 経常利益は、本業で得た営業利益に、本業以外で得た利益をプラスし、そこから営業外費用を差し引いて求めます。

 税引き前利益は、経常利益に「特別損益」を加味し、純利益はそこから法人税など各種税金を差し引いて算出します。そして、純利益から配当性向(配当支払率)に応じて配当金が株主に支払われるのです。

企業本来の姿が反映されるのは「営業利益」

 こうして見ると、売上高がいくら高くても、原価や販売管理費が想定外にかさんでしまったら、営業利益は思ったほど得られないことがわかります。

 逆に、売上高が伸びなくても、原価や販売管理費を抑えられれば営業利益が上乗せされることもわかります。

 自動車産業のような輸出企業では、事前に想定した為替レートよりも円安に傾いた(たとえば想定為替が1ドル=110円だったのに実際は130円だった)場合、「為替差益」が営業外利益として経常利益に上乗せされることになります。

 要するに本業がふるわず、思ったように営業利益を稼げなかったとしても、為替差益のほかにも、企業が持っている不動産や株式などを売却して、営業外利益を叩き出すと、経常利益に上乗せされて現れます。

 そのように考えると、企業の業績をもっともストレートに反映しているのは、“本業で稼ぐ力”を示す「営業利益」と「営業利益率」なのです。

 架空の売上高計上や利益の改ざんをしない限りは、企業の本来の姿が反映されているのは営業利益以外にないということです。

 * * *
 そんな愛鷹氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手160万円→4億円の10倍株ハンター厳選の大化け期待4銘柄》97銘柄でテンバガー達成の愛鷹氏が狙いを定める「増配ラーメン銘柄」「サイバー攻撃対策・サッカーW杯で上昇期待の株」などお宝株候補を詳細解説』で詳しく紹介している。

※愛鷹・著『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)を元に一部抜粋して再構成

【プロフィール】
愛鷹(あしたか)/現役サラリーマン投資家。理系大学院修了。2008年に株式投資を始め、約4億円の株式資産を築く。保有銘柄は1000社を超える。2026年1月下旬現在、14年連続通算98銘柄で10倍株(テンバガー)を達成。「テンバガーハンター」と呼ばれる。著書に『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)。
Xアカウント:@minobouz

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