2026年は「投資家の腕が試される年になる」となのなのさんは考える(写真:イメージマート)
日経平均株価が5万円を超える、かつてない高値圏で推移した2025年。だが、「急上昇を見せた2025年とは打って変わり、2026年は横ばい圏」と予想するのは、17年連続黒字で資産2億円超の兼業投資家・なのなのさんだ。
「2026年の日経平均は4万7000~5万3000円の横ばい圏を予想します。構造的に強くなった日本企業の収益力は2026年も続いていくと思いますが、株価には割高感が目立ちます。日経平均のPER(株価収益率)は約19倍、PBR(株価純資産倍率)は約1.7倍と高値圏にあって、期待先行で株価が上がり、利益が後からついてくるような相場になっています。
過去の相場の流れから見ても、1年間急上昇した後、2~3年は横ばい圏が続くような傾向があります。3万1000円割れから5万円超まで駆け上がった2025年とは打って変わり、2026年以降の2~3年は横ばい圏が続くのではないか、と考えています」(以下、「」内コメントはなのなのさん)
さらに、次のように指摘する。
「2025年は何でも上がっていたような1年でした。しかし、2026年はきちんと銘柄選定をして投資する株を見極める必要のある、より“質”が求められる1年になると思っています。気になる銘柄を見つけたら、その企業が自社株買いや増配など『株主還元』の姿勢を示しているか、利益率は高いか、AIを自社の業務の効率化に用いているかなど、その企業の中身の“質”を自らきちんと調べたうえで投資を判断していく。より一層投資家の腕が試される年になるのではないでしょうか。改めて投資の基礎に立ち帰ることが重要な1年になると思います」
【プロフィール】
なのなの/兼業投資家。大学時代から投資歴20年以上。当初6年間は赤字だったが、高配当株をメインとした2008年以降は17年連続で黒字。2021年に1億円達成し、現在の保有資産は2億円超。著書に『月41万円の“不労所得”をもらう億リーマンが教える「爆配当」株投資』(KADOKAWA)。
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