仕事以外の場面で「説明がうまい人」が心がけていること
これはもちろん、仕事以外の場面でも同様です。
【説明がうまくない人】
「おかえり! ねえ、週末の旅行のことなんだけど、旅館の予約、そろそろしないと埋まっちゃうよ!」
確かに正しいことを言っています。しかし、もし相手が疲れていたら、それは「楽しい計画」ではなく、ただの「急かされるタスク」にしか聞こえません。
【説明がうまい人】
「おかえり。今日もお疲れ様。すごく疲れた顔してるけど、何かあった? ……そっか、大変だったんだね。じゃあ、週末の旅行の話は、また明日ゆっくりしようか。今日は美味しいものでも食べて、早く休もう」
説明がうまい人は、自分の話したいことよりも、相手の心の状態を優先します。その場の空気を読み、ときには「話さない」「後回しにする」という選択をする。それこそが、相手との信頼関係を築くための、最高のコミュニケーションなのです。
※犬塚壮志・著『「説明」がうまい人がいつも頭においていること』(サンマーク出版)より一部抜粋して再構成
『「説明」がうまい人がいつも頭においていること』著者の犬塚壮志氏
【プロフィール】
犬塚壮志(いぬつか・まさし)/教育コンテンツ・プロデューサー・株式会社士教育代表取締役。福岡県久留米市出身。東京大学大学院学際情報学府修了。業界最難関といわれている駿台予備学校の採用試験に当時最年少の25才で合格。駿台時代に開発したオリジナル講座は3000人以上を動員する超人気講座となり、季節講習会の化学受講者数は予備校業界で日本一となる(映像講義除く)。2017年、駿台を退職し、予備校講師時代の経験を生かしたプレゼンテーション指導や、企業研修・人材育成プログラム・講座の開発、教材作成サポート、講師養成を請け負うサービスを開始。大企業から中小企業まで登壇オファーが殺到。受講アンケートでは満足度95%超。主な著書に、累計5万部を突破した『頭のいい説明は型で決まる』(PHP研究所)、電子含め含め5万部を突破した『説明組み立て図鑑』(SBクリエイティブ)などがある。
