閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
トレンド
「説明」がうまい人がいつも頭においていること

【あなたの説明は「演説」になっていないか?】人気講師が教える「説明がうまい人」が意識しているテクニック 意図的に「質問の余地」を作り相手との対話を重視する

うまい人は、相手が「質問」しやすい余地を作っている

 説明がうまい人は、聞き手が安心してボールを投げ返せるように、意図的に「質問の余地」を作ります。自分の説明を完璧な壁で固めるのではなく、ところどころにボールがすっぽり入る「穴」や「隙間」をデザインしているのです。

 そのシンプルなテクニックをご紹介します。

あえて「完璧」に話さない

 説明がうまい人は、1から10までをすべて説明しません。あえて8割程度で止めたり、少しだけ抽象的な言葉を使ったりすることで、聞き手の頭の中に「ん?」「それって、どういうこと?」という自然な疑問を湧き上がらせます。

【ビジネスシーンでの例】
「このプロジェクトを成功させる鍵は、『顧客体験の最大化』という一点にあります。具体的な手法はいくつか考えられますが、皆さんなら、まず何から始めますか?」

【プライベートでの例】
「このパスタの味つけの決め手は、実は『隠し味』なんです。スーパーで手に入る、ある意外な調味料なんですが、何だと思いますか?」

 このように、すべてを教えるのではなく、聞き手に考えさせたり、予測させたりする「余白」を作る。これが、相手を対話に引き込むための高度なテクニックです。

「質問してください」という信号を送る

 さらに、説明がうまい人は、節目節目で「質問をどうぞ」という信号を送ります。

「少し駆け足で話してきましたが、ここまでのところは大丈夫そうでしょうか?」
「あえてシンプルにお話ししましたが、もっと詳しく聞きたい部分はありますか?」
「この点については、色々なご意見があるでしょう。率直にどう思われましたか?」

 これらのフレーズは、聞き手に対して「あなたの疑問や意見を歓迎しますよ」というメッセージを伝える、いわば「対話への招待状」です。この招待状があるからこそ、聞き手は安心して質問という名のボールを投げ返すことができるのです。

質問は「攻撃」ではなく、「最高の贈り物」である

 説明がうまくない人は、質問されることを恐れます。質問は自身の説明の欠陥を指摘する「攻撃」のように感じられるからです。

 しかし、説明がうまい人は、質問は「最高のチャンス」だと考えています。なぜなら、質問には、説明を成功に導くための、貴重なヒントが詰まっているからです。

次のページ:質問は、相手が「聞く気になっている」サイン
関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。