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快適クルマ生活 乗ってみた、使ってみた
ダンロップ「シンクロウェザー」通年レポート

話題のオールシーズンタイヤ「ダンロップ・シンクロウェザー」で1年8000kmを実走レポート 冬を乗り越えた後の「夏タイヤ」としての乗り心地や燃費も合格点

4シーズン走って燃費はどうだったか

 こうして昨年1月の冬から始まり、春、夏、秋と4シーズン、快適に過ごすことができました。その間の燃費については、正確に計測していたわけではないのですが、大きく悪化したという印象がありません。

 実はシンクロウェザーに履き替えるまでの夏タイヤとして使用していたのは「ピレリー・チントゥラートP6」という比較的リーズナブルなエコタイヤです。日本の評価基準である「ラベリング制度」では転がり抵抗が「A」、ウェットグリップ性能は「b」を取得しているタイヤでした。直進性もよく「低燃費・高コスパ」というコンセプトと乗り心地を優先して選択し、走りにも満足していました。

 燃費は都内の混雑した状況主体の走行では10km/L前後。郊外のドライブや高速を使っての地方往復などでは15km/L前後、高速が主体のロングドライブでは17~18km/Lの燃費もクリアしました。

 一方、「シンクロウェザー」履き替えてからの燃費も、大きく下がったという印象がなかったのです。昨年秋には“高速90%での名古屋往復”でも19km/Lを超えています。もちろん雪道走行では低下しますが、冬タイヤとして考えれば、ドライ路面の快適な走りも実現しながら、燃費も良好となると、ドライ路面ではスタッドレスタイヤよりも確実にいい印象です。そして“夏タイヤと冬タイヤを履き替えていた時”より年間の平均値で見れば「少しいい」といったところでしょう。

「プラットホーム」と「スリップサイン」の重要性を再確認

 こうして1年間に約8000km走り、2シーズン目の冬を迎える前に気になるのは「タイヤの減り具合」です。

 そこで早速、タイヤの溝の深さをチェックしますが、ポイントは「2カ所」。タイヤとしての使用限界を示す「スリップサイン」、そして冬用タイヤ(スタッドレスやオールシーズンタイヤ)としての使用限界を示す「スノープラットホーム(以下、プラットホーム)」です。ちなみにスリップサインは夏冬どちらのタイヤにもあり、プラットホームは冬用タイヤにのみにあります。当然、溝の深さや2つのサインは目視で確認できます。

 まず冬用タイヤにとって重要な「プラットホーム」ですが、タイヤのサイドにある小さな「↑」の延長線上の溝に“ギザギザ状の盛り上がり(写真参照)”があります。ある国産タイヤメーカーが「雪国以外に住み、車を月に1回以上かつ雪道を年1回以上運転する男女1000人」へのアンケートを行った結果、約8割の人が「プラットホーム」の存在を知らないといいます。もちろんこのサインが露出すると、氷上ブレーキ性能が大幅に低下し、雪道でスリップする危険が激増するため、冬用タイヤとしては使用できなくなり、タイヤ交換が必要になります。

 次に「スリップサイン」ですが、やはりタイヤのサイドにある「△」マークの延長線上の溝に“ちょこんと盛り上がった部分”があります。このサインが露出したら『タイヤとしての使用限界』を迎えていますので、要交換です。

 では2年目に入ったシンクロウェザーをまず目測でチェック。スリップサインはもちろんのこと、それぞれのポイントを計測してみるとスリップサインは「5.44mm(新品時5.87mm)」、そして肝心のプラットホームは「3.25mm(新品時3.84mm)」、そして溝自体の深さは「7.06mm(新品時7.90mm)という結果。すべて実測値で、多少の誤差はあると思いますが、スリップサインとプラットホームについてはまだ十分にゆとりがあります。なお溝の深さはタイヤサイズによって違います。

 次回記事では2シーズン目の冬の走りをレポートしていきましょう。

第3回に続く第1回から読む

名古屋からの帰路、都内に入ったときの燃費は19.0km/L。途中高速渋滞などがあっても満足のいく燃費を実現

名古屋からの帰路、都内に入ったときの燃費は19.0km/L。途中高速渋滞などがあっても満足のいく燃費を実現

冬用タイヤとしての使用限界を示す「プラットホーム」はタイヤサイドにある小さな「↑」の延長線上にある

冬用タイヤとしての使用限界を示す「プラットホーム」はタイヤサイドにある小さな「↑」の延長線上にある

溝の中に埋まっている「ギザギザの山」が冬タイヤのみにある「プラットホーム」。タイヤのトレッド面が削れ、このサインが出たら冬タイヤとしては使えない。出来ればサインが出る前に取り替えることを推奨

溝の中に埋まっている「ギザギザの山」が冬タイヤのみにある「プラットホーム」。タイヤのトレッド面が削れ、このサインが出たら冬タイヤとしては使えない。出来ればサインが出る前に取り替えることを推奨

タイヤの使用限界を示す「スリップサイン」
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