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キャリア

“伝説の投資家”清原達郎氏が「割安日本株投資」に目覚めるまでのキャリアを振り返る 「野村證券時代の北尾吉孝氏との出会い」と「ゴールドマン・サックスの内情」

ヘッドハントされたゴールドマン・サックス時代

 その後、念願だった米国のスタンフォードビジネススクール留学を果たし、野村證券ニューヨーク支店勤務を経て1991年に米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)の東京支店にヘッドハントされた。

 天下のGSは超激務とのイメージが強いが、実態は異なるという。

「GSで実際に激務なのは投資銀行部門だけです。私の属した株式部や債券部は超楽な部署でしたよ。パートナーの知的レベルは野村の役員と比べ物にならなかったし、会社の仕組み・運営も優れていました。ただ野村と違ってやるべき職務がはっきり定義されていたので勝手に仕事ができず、会社が立派な割にはあまり多くのことを学べませんでした」

 この頃、清原氏は割安な銘柄の発掘に目覚め、個人で投資を始めた。他方、会社ではアジア株を担当するも言語や企業文化の壁に直面し、「日本人に外国株のリサーチは無理。日本人は日本株で勝負するしかない」と確信した。こうして日本株への関心を深めた清原氏は1998年にタワー投資顧問に入社し、投資運用に関する数々の伝説を作り上げていく。

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※週刊ポスト2026年3月20・27日号

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