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ライフ
パチンコの「キャッシュレス化」問題

パチンコ関連団体が「2027年度内のキャッシュレス決済導入」を目指して協議 課題となる“依存症対策”や“クレカのショッピング枠現金化問題”などをクリアできるか

多重債務に直結する“のめり込み”問題

 パチンコホールでのキャッシュレス決済に関しては、昨年秋にパチンコホールでの使用に特化したキャッシュレス決済アプリ「PPPAY」が話題になった。スマートフォンのアプリにクレジットカードを登録し、ホールのカウンターにてアプリ経由で決済すると、ICカードにパチンコ玉やパチスロのメダルが貸与され、そのカードを使って遊技するという仕組みだ。

「PPPAYは昨年10月頃ネット上で話題になり、その後関西地方のあるホールがテスト導入を告知しましたが、すぐに取り下げられました。パチンコホールでのキャッシュレス化が抱える問題点が解決していなかったのは事実で、テストとはいえ導入は時期尚早だったということでしょう」

 キャッシュレス化が実現すれば、ユーザーにとって利便性が高まるとともに、現金を持ち歩かない人を呼び込むチャンスにもなる。しかし越えるべきハードルは高い。そのひとつが「のめり込み」の問題だ。

 パチンコ・パチスロにおける“のめり込み”は多重債務に直結し、複数の消費者金融でお金を借りてパチンコやパチスロに通い、多額の借金を抱えてしまうケースは珍しくない。だからこそ、1日に使える金額が一定の額以内に収まるよう、遊技機の射幸性に対する規制がある。また、ホール内ではいたるところにのめり込みを防止するための張り紙が貼られているほか、遊技機の液晶画面にのめり込み防止のメッセージも表示されるようになっている。

「クレジットカードを使ったキャッシュレス決済の場合、後払いになる。つまり実質的に借金をしながらパチンコやパチスロを打てるようになるとの指摘がなされています。本来、業界をあげてのめり込みを防いでいかなければならない状況で、借金をしながら遊技できるような環境を作ることが問題視されるわけです」

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