ガソリン代節約につながる運転テクニックとは(イメージ)
ここ数か月の中東危機の悪化により、未曾有の物価高が日本を襲おうとしている。家計を守るために何ができるのか──。中東情勢で高騰するレギュラーガソリンの全国平均価格は過去最高の1Lあたり190円80銭に達した。ホルムズ海峡が完全封鎖されたら1Lあたり328円まで跳ね上がるという民間試算もあるなか、政府はガソリン補助金に2025年度の予備費約8000億円を支出し、1Lあたり170円程度に抑える算段だ。
だが、それも“焼け石に水”で高騰はしばらく続くとみられており、生活の足として車が欠かせない家庭にとっては大きな負担になる。自動車ジャーナリストの菰田潔氏は「運転法でガソリン代を節約しましょう」と語る。注目すべきは「エンジンの回転数」だという。
「アクセルをたくさん踏むとエンジンの回転数が上がり、ガソリンを消費します。タコメーター(エンジン回転計)をチェックして、平坦な道なら2000回転を超えないように加速するのがコツ。そのうえで、時速60キロほどの一定速度で走っている時が最も燃費がよくなります」(菰田氏・以下同)
走行中、アクセルペダルから足を離して「戻す」こともポイントだ。
「アクセルを戻すとエンジンが惰性で回り、車体の勢いを利用してガソリンを一滴も使わず走行できます。進行方向を見て信号が赤になりそうだったり、前の車が減速するのを把握したりした時点で素早くアクセルを戻すと5~10%ほど燃費が向上します。この運転法には追突事故を未然に防ぎ、結果的に保険料が上がる事態に陥らないメリットもあります」
