首都圏私立・国立中学受験者数は過去40年で2度のピークをつけており、今はそれを超える水準(ワンテスのプレスリリースより)
「学童に通わせるぐらいなら塾で勉強する方がよい」
一方で、家計に余裕がある家庭のなかには、“学童”代わりに子どもを塾に通わせるケースもある。Nさんは、「それが結果的に、子どもに勉強する習慣をつけさせることになる」と話す。
「共働きで経済的に余裕がある家庭のなかには、“子どもを家においておきたくないけど、学童に通わせるぐらいなら塾で勉強する方がよい”と考えるケースは珍しくありません。実際、下校時間に合わせて小学校に送迎車を出し、子どもをピックアップする塾もあります。
また、『学童で遊ぶ時間があるなら塾へ』と考える家庭はコスト感覚もシビアですから、『どうせ勉強するなら、収入が良い医師へ』と考えても不思議ではない。子どもにとっても、自然に勉強する生活になっていきます」
将来の医学部進学を目指す子どもたちは、小学生から医学部コースの塾に通うケースもあるというが、そうした現状を懸念する声も出ている。後編記事では、医学部進学を目指す子どもたちを取り巻く現状を不安視する現役医大教授の声を紹介している。
(後編記事につづく)
