*13:21JST アクモス---3Qは2ケタ増収、ITインフラは売上高・利益ともに順調に推移
アクモス<6888>は30日、2026年6月期第3四半期(25年7月-26年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.6%増の56.98億円、営業利益が同17.2%減の4.09億円、経常利益が同17.3%減の4.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.3%減の2.50億円となった。
ITソリューションの売上高は前年同期比21.6%増の36.44億円、営業利益は同11.4%減の2.53億円となった。当四半期は、株式会社システムズサービスの子会社化により、金融分野でのシステムエンジニアリングサービスの提供を開始した。また、成長投資領域(Growth)の事業である消防防災事業は、機器・必要資材の調達コストの上昇の影響があったが、全国5箇所の消防本部様(うち、4箇所は新規)に消防通信指令システム(SYMPROBUS Fシリーズ)を納入した。前期から開始したAIソリューションベンダーとの取引やGISソリューションも堅調に推移した。受注残高は消防通信指令システムなどを中心に、前年同期比66.8%増の9.58億円となっている。
ITインフラの売上高は同37.4%増の10.78億円、営業利益は同23.4%増の1.65億円となった。DX化推進、ITインフラ環境整備に対する需要を取り込み、官公庁の全庁共通基盤、LGWAN環境整備並びに外部接続環境整備等のプロジェクトに取り組んだ。また、安全保障関連分野での各種基盤構築や情報化推進支援システム等の構築案件も計画通り当四半期中に完了し、保守運用も順調に継続している。同事業も成長投資領域(Growth)の事業であり、首都圏を中心に関東圏内でのSIer、官公庁の顧客の新規案件開拓を推進したが、官公庁案件の多くが当四半期末で完了したことから、受注残高は前年同期比2.6%減の3.10億円となっている。
ITサービスの売上高は同3.6%減の10.49億円、営業利益は同55.2%減の0.50億円となった。第三者保守サービスは、メーカー保守が終了したIT機器の保守を第三者として提供しているが、新規の受注が解約を下回るなど、計画を下回る状況で推移している。病院情報システム維持管理では新規病院での稼働や運用人員の増加により運用業務が堅調に推移した。BPOサービスでは、Webアンケートを主体とする入札案件を落札し、紙媒体によるストレスチェック案件の減少をカバーした。受注残高は前年同期比19.4%増の6.97億円となっている。
2026年6月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比16.8%増(前回予想比7.1%増)の75.00億円、営業利益が同22.9%減(同35.7%減)の4.50億円、経常利益が同23.1%減(同35.7%減)の4.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.9%減(同24.4%減)の3.40億円としている。
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