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ライフ

カフェに「盲導犬お断り」のステッカーが…民間施設であれば補助犬同伴を拒否してもよいのか? 弁護士が「身体障害者補助犬法」の適用範囲を解説

盲導犬の同伴を拒否してもよいのか(イメージ)

盲導犬の同伴を拒否してもよいのか(イメージ)

 電車など公共交通機関では、盲導犬を同伴する人を見かけることがある。法律では、公共交通事業者等は補助犬を同伴することを拒んではならないと定められているが、民間の施設の場合はどうなのか。実際の法律相談に回答する形で弁護士の竹下正己氏が解説する。

【相談】
 近所にテラス付きのカフェがオープン。ただ、盲導犬お断わりのステッカーが貼られていました。店主に意図を訊ねてみたら、衛生面など、お客に毛のアレルギーを持っている人がいるためとの返答。でも、盲導犬は障害者の分身だと思いますし、それなのに拒否するのは、彼らの権利を侵害していませんか。

【回答】
 身障者の施設利用の円滑化や自立・社会参加の促進に寄与する目的で、補助犬の育成・普及のために『身体障害者補助犬法』が制定されています。

 同法は盲導犬、介助犬、及び聴導犬を「身体障害者補助犬」と定義し、国等が管理する施設や公共交通機関等を身障者が利用する場合に、補助犬を同伴できるようにするための措置を講じています。

 電車などで盲導犬を同伴する身障者を見かけますが、同法第8条では公共交通事業者等は、身障者が補助犬を同伴することを拒んではならないと定めており、同様に不特定かつ多数の者が利用する施設を管理する者は、当該施設を身体障害者が利用する場合において、身体障害者補助犬の同伴を拒んではならないとも定めています。しかし、盲導犬の同伴で著しい損害が施設に発生したり、他の利用者が著しい損害を受ける恐れがあるなどのやむを得ない理由がある場合には、事業者や管理者が盲導犬同伴について、知事に苦情を申し出ることで調整を図ります。

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