*07:48JST NYの視点:FOMCは一段とタカ派に傾斜、年内1回の利上げ織り込む、ウォーシュ新議長もサプライズのタカ派姿勢示唆
連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を据え置き、3.50-3.75%に決定した。全会一致での決定。声明で、予想通りハト派バイアスが削除された。
ウォーシュ新FRB議長は会見で、自分が予測を示さなかったことを明らかにした。ただ、「私は予測に参加しないが、メンバーは継続を」と加えた。また、「フォワードガイダンスが現時点であまり適さないと合意」と説明し、ガイダンスを停止。バランスシートに関しては、「十分な準備を維持する」にとどめた。
新議長はさらに、今後、年内にかけ、FRB内でタスクフォースを立ち上げ、インフレの骨組み、伝達手段など広範な大幅改革を計画していることを示唆した。
同時に発表された予測では、18人中9人が年内の利上げを想定していることが明らかになった。議長もインフレが過去5年間目標に達しておらず、修正が必要と、ウォーシュ議長は物価安定に焦点を当てる姿勢を示唆。パウエル前議長下のFOMCに利下げを強く要請してきたトランプ大統領の支持を受けたウォーシュ新議長はハト派色を強めると考えられていたため、タカ派姿勢はサプライズとなった。今後、タスクフォースが終了するまで、大幅な金利修正は困難との見解も見受けられる。
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