閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
トレンド
若年層に植え付けられる美容意識

【骨格タイプ、口ゴボ、Eライン、スペ110…】子どもが平気で口にする“外見用語”に不安を覚える保護者たち SNSに氾濫する“細分化された美の基準”

容姿を細かく分類し数値化するような“外見用語”がSNSで溢れている(写真:イメージマート)

容姿を細かく分類し数値化するような“外見用語”がSNSで溢れている(写真:イメージマート)

「私、骨ストだからこの服似合わない」「口ゴボだから横顔が終わってる」「スペ110ないと細いって言えない」──。近年、SNSを中心に広がる美容、体型、顔立ちに関する“専門用語”が、小中学生や高校生の日常会話にも入り込みつつある。かつては雑誌やテレビのなかにあった“美の基準”が、いまでは常時、スマホを通じて子どもたちのもとに届き、友人同士の会話や親子のやりとりにも影響を及ぼしている。

 なかでも、親世代を戸惑わせているのが、容姿を細かく分類し、数値化するような言葉の数々。「骨格ストレート」「骨格ウェーブ」といった骨格診断、「Eライン」「中顔面」「人中」「口ゴボ」といった顔のパーツに関する言葉、また身長から体重を引いた数字で体型を表す「スペ110」など、見た目に関して細分化された言葉が、SNSを通じて若年層に広まっているという。【前後編の前編】

小学生が「骨ストだから太って見える」

 ネイルサロンに勤務するネイリストの女性・Aさん(40代)は、小学6年生の娘の発言に驚いたと話す。

「ある日、娘が洋服を選びながら『ママ、私は骨ストだから、こういう服は事故るんだよね?』と言ったんです。『急にどうしたの?』と聞いてみると、TikTokで骨格診断の動画をよく見ているらしく、『自分は骨格ストレートだから上半身が太って見える、肩がごつい』などと言うんです。まだ小学生なのに、自分の体をそんなふうに見ていることにショックを受けました」(Aさん)

 Aさん自身も、若い頃にダイエットやメイクに関心がなかったわけではない。しかし、娘の世代は“なんとなく痩せたい”というよりも、顔や体の部位にこだわり、その欠点を探すように自分を見ているのではないか、とAさんは語る。

「昔も“脚が太い”とか、“丸顔がいやだ”みたいな悩みはありましたよ。でも、今は“中顔面が長い”“口ゴボ”“Eラインがない”とか、SNSで知った用語を使って、細かく欠点探しをしている感じ……。その用語を知らなければ気にしなかったことまで、わざわざ気にするようになっているんじゃないか、と心配です」(同前)

次のページ:中学生の会話「スペ110」に感じる危うさ
関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。