*07:23JST 10日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続伸、対イラン和平協議の継続を好感
■NY株式:米国株式市場は続伸、対イラン和平協議の継続を好感
米国株式市場は続伸。ダウ平均は149.60ドル高の52637.01ドル、ナスダックは74.72ポイント高の26281.61で取引を終了した。
トランプ大統領が対イラン和平協議継続で合意したことを明らかにし、寄り付き後、上昇。同時に大統領の「停戦終了」宣言や連邦準備制度理事会(FRB)が公表した半期に一度の金融政策報告を受けた長期金利の上昇を嫌気し一時伸び悩んだ。終盤にかけて、原油価格の下落を好感した買いや人工知能(AI)関連への買いが再開し相場を一段と押し上げ、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落した。
ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は最高経営責任者(CEO)のザッカーバーグ氏が最先端AIモデル「ミューズ・スパーク1.1」を巡り、普及を優先し低コストの価格設定をする計画を発表し、上昇。金融技術ソリューション会社のサークル・インターネット・グループ(CRCL)は当局が同社の暗号通貨の全国信託銀行設立を許可し、上昇。航空会社のデルタ(DAL)は四半期決算で広範な強い需要で内容が予想を上回ったが、見通しが予想に満たず、下落。携帯端末のアップル(AAPL)は中国の売り上げが冴えず、売られた。
韓国の半導体メモリー、SKハイニックスは10日、預託証券(ADR)を通じナスダック市場に上場。公募価格13%高で終了し、好調な滑り出しとなった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策報告書を公表
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円89銭から161円28銭まで下落し、161円74銭で引けた。
トランプ大統領が投稿で、「対イラン協議継続で合意した」とし、いったんドルが軟化したが、同時に「停戦は終了」とイランに伝えたとしたため原油価格が上昇し、ドルの下落は限定的となった。また、片山財務相が日本の金融資産投資を促進していくとの発言を受けた円買いも続いた。その後、連邦準備制度理事会(FRB)が議会に提出した半期に一度の金融政策報告書を公表、インフレが春に一段と上昇したと主張し、物価安定を再公約したため年内の利上げを織り込むドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは1.1442ドルから1.1412ドルまで下落し、1.1413ドルで引けた。
ユーロ・円は185円02銭から184円47銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3437ドルから1.3392ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8060フランへ下落後、0.8090フランまで上昇。
■NY原油:続落、ホルムズ海峡の供給懸念後退で売り優勢
7月10日のNY原油先物8月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.67ドル(-0.93%)の71.41ドルで通常取引を終了した。通常取引の取引レンジは70.79-73.06ドル。ホルムズ海峡を巡る米・イラン間の技術協議進展が伝えられ、同海峡を通過するタンカー数が増加しているとの観測から供給懸念がやや後退したほか、UAEの原油生産が過去最高水準に達したとの報道も供給増加観測につながり、売りが優勢となった。ただし中東情勢の緊張自体は依然残っており下値は限定的。前日9日も-1.96%と下落しており、2日続落となった。通常取引終了後の時間外取引では主に71ドル台半ばを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 59.67ドル +0.42ドル(+0.70%)
モルガン・スタンレー(MS) 222.28ドル +0.15ドル(+0.06%)
ゴールドマン・サックス(GS)1055.18ドル -0.79ドル(-0.07%)
インテル(INTC) 109.84ドル -2.70ドル(-2.39%)
アップル(AAPL) 315.32ドル -0.90ドル(-0.28%)
アルファベット(GOOG) 355.03ドル -1.21ドル(-0.33%)
メタ(META) 669.21ドル +37.73ドル(+5.97%)
キャタピラー(CAT) 952.41ドル +14.02ドル(+1.49%)
アルコア(AA) 48.68ドル -0.04ドル(-0.08%)
ウォルマート(WMT) 113.90ドル +1.69ドル(+1.50%)
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