*18:15JST DAIKO XTECH---1Q増収、2Q以降に向けた受注高・受注残高が大幅に増加
DAIKO XTECH<8023>は10日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.5%増の92.21億円、営業損失は1.51億円(前年同期は1.51億円の損失)、経常損失は1.17億円(同1.40億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.50億円(同1.24億円の損失)となった。
同社は、長期経営計画「CANVAS(キャンバス)」に基づき、2025年4月1日よりDAIKO XTECH株式会社へ商号を変更し、「深化と革新」を基本方針に据えた「変革期」として中期経営計画「CANVAS TWO」をスタートしている。既存の強みを磨き上げると同時に市場や顧客思考に基づいた事業変革と経営基盤の強化を進め、企業価値の向上に取り組んでおり、安定収益を支える中核事業として収益基盤の強化を担うコアビジネスと今後の成長ドライバーとなる注力事業として高い成長の実現を目指す重点ソリューションを両輪とし、戦略的なリソース配分を含めた取組みを一体的に展開することでLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の最大化を目指している。加えて、顧客の様々なITシステム基盤刷新ニーズを取り込み、前期に引き続き、収益性の高い、同社開発製品を中心とした重点ソリューションの提案と販売に注力した。
その結果、システム開発を中心としたフロービジネスが好調に推移し、ハードウェア保守も順調に積み上がったことから、売上総利益は増加した。一方、「CANVAS TWO」に基づく人的資本投資の一環として、従業員の処遇改善や教育投資を継続したことなどの影響により、営業損失は前年同期並みとなった。経常損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失は、前年同期から改善した。
販売面では、富士通株式会社及び同社グループとの連携強化による新規商談の獲得や既存顧客からの受注獲得に加え、ハードウェア案件の受注が改善したほか、モダナイゼーション案件やストックビジネスも伸長した。その結果、売上高は前年同期を上回り、受注高については前年同期比10.9%増の114.03億円、受注残高は同15.2%増の125.33億円と大幅に増加した。
また、重点ソリューションの進捗としては、前期のM&Aで獲得した自動車部品サプライヤー向け統合生産管理システム「D-PaSS(ディーパス)」の顧客提供機会が増加しているほか、調達支援ソリューション「PROCURESUITE」については、新たなマーケットを見据えた活動に注力している。新規事業領域では、専門組織を新設し、業務分析から構想立案、定着までを継続的に支援するコンサルティング体制の強化を進めている。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の435.00億円、営業利益が同36.6%増の26.00億円、経常利益が同34.6%増の26.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.3%増の17.50億円とする期初計画を据え置いている。
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