*07:34JST NYの視点:米7月CPIは2カ月連続で鈍化、5月にピーク、早期の利上げ観測が後退
米国労働統計局が発表した7月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%、前年比+3.4%となった。前月比では予想通り6月-0.4%からプラスに転じた。前年比では予想通り+3.5%から鈍化した。2カ月連続で鈍化。また、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重要視している変動の激しい燃料や食品を除いたコアCPI指数は前月比+0.2%、前年比+2.5%。前月比では予想通り6月+0.0%から加速。前年比では予想通り6月+2.6%から鈍化し、21年以降6年ぶり低水準となった本年年初の水準に並んだ。総合指数と同様、2カ月連続で鈍化し、インフレが5月にピークに達した可能性を示唆した。
燃料やガソリン価格は2カ月連続で下落。食料品価格も3月以降初めて下落した。寄生虫感染症発生で、レタスの売り上げが落ち、価格下落につながったことが食品価格を押し下げ。ホテルの価格も下落。全体のシエルター指数を引下げた。一方、玩具やパーソナルコンピューター、ソフトウエアの価格は上昇。また、関税賦課を控え前倒し需要にウィスキーの価格が上昇した。
イラン紛争に起因したエナジーショックの影響が後退しつつあり、最近の雇用の減速に加え、ディスインフレの兆候に早期の利上げの必要性は見られない。
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