*16:56JST AI・半導体関連株が買われ、1カ月ぶりに68000円台へ上昇【クロージング】
13日の日経平均は大幅続伸。784.53円高の68308.59円(出来高概算24億株)と終値ベースでは7月15日以来約1カ月ぶりに68000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株中心に買われた流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体・AI関連株中心に買われ、日経平均は心理的な節目の68000円台に乗せて始まり、68799.71円まで上値を伸ばした。その後は連日の株価上昇を受けて戻り待ちの売りが出たほか、米メディアが「日銀が10月までの利上げを視野、介入効果維持で政府も支持姿勢」と伝えたことで、国内長期金利が上昇し、グロース株売り・バリュー株買いが起こり、日経平均は大引けにかけて上げ幅を縮める形となった。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、銀行、ガラス土石、電気機器、金属製品など21業種が上昇。一方、ゴム製品、鉄鋼、その他製品、輸送用機器など12業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、イビデン<4062>、村田製<6981>が買われた半面、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、コナミG<9766>、バンナムHD<7832>が売られた。
前日の米国市場では主要株価指数がまちまち。注目の7月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇と、6月から小幅に鈍化し、インフレ鈍化による追加の利上げ観測の後退を通じてハイテク株に資金が向かった。なかでもSOX指数が2.5%近く上伸したため、東京市場でも指数寄与度の高い値がさ株に買いが集まり、日経平均の上げ幅は一時1200円を超えた。個別でも市場予想を上回る好決算を発表したTOPPAN<7911>などが上伸したほか、MSCI指数に新規に採用されたKOKUSAI<6525>など個別に好材料のある銘柄にも物色がみられた。また、国内の利上げ観測を背景に銀行株も値を上げる銘柄が増えた。
米国では13日、7月の卸売物価指数(PPI)の発表が予定されている。CPIに続きPPIも市場予想を下回る弱い結果となれば、米国の追加利上げ観測が一段と後退し、米金利低下を映して半導体・AI関連株への資金流入が続く可能性もあり、日経平均の7万円の大台回復のきっかけに繋がる可能性もあると強気な声も一部では聞かれ始めており、内容を注視したい。
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