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営業利益率は脅威の54%!キーエンスの「稼ぐ力」の正体 円安効果だけでは説明しきれない好決算とAI需要の関係を読み解く

キーエンスは他社と何が違うのか(Getty Images)

キーエンスは他社と何が違うのか(Getty Images)

 制御システム大手のキーエンスの2027年3月期の第1四半期決算は、営業利益1871億円と前年同期比44.7%増の急成長を記録した。5期連続最高益となったうえに、市場予想を300億円近く上回る決算として注目を集めた。AI関連銘柄としても期待される同社の稼ぐ力の中身とは。何がこの会社の稼ぐ力を押し上げているのか。

売上32.8%増を上回る44.7%増益

 今回の決算でまず目を引くのは、売上以上のペースで利益が増えたことだ。売上高は3466億円で前年同期比32.8%増、営業利益は1871億円で44.7%増。営業利益率は前年同期の49.5%から54.0%へ上昇した。

 前年の第1四半期は売上高5.6%増、営業利益4.8%増にとどまっていた。1年で成長率が大きく加速したうえ、売上総利益率も82.6%から85.0%へ上昇している。増えた売上を利益として残す力が強まったこともうかがえる。

慎重さが残った前年から、製造業需要が幅広く改善

 需要環境も前年とは異なる。前年同期について同社は、製造業の設備投資は続いていたものの、通商問題による先行き不透明感から欧州や国内などで慎重な動きがあったと説明していた。

 今回は、国内設備投資は回復基調、欧州は持ち直し、北中南米も幅広い業界で堅調だったとしている。アジアについては「半導体・電気精密業界を中心に成長が継続」と説明する。では、この需要改善に他の要素がどう重なったのか。

※本記事作成の一部に生成AIの技術を活用しています。

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