成長を続けるイビデンの原動力とは(Getty Images)
岐阜県大垣市に本社を置く、創業110年超の部品メーカー。かつてはディーゼル車の排ガス浄化部品で知られた会社が、いまや生成AIサーバーの心臓部を支える基板メーカーとして存在感を高めている。ICパッケージ基板を手がける老舗・イビデン(4062)だ。
注目度の高いAI・半導体に関連する日本企業42社の3年後までの利益成長率のコンセンサス予想を一覧化してマネーポストWEBがまとめた「3年後の成長予想ランキング」で同社は9位に入った。2027年3月期に前期比104.7%増となる営業利益1270億円を見込み、3年間で総額約5000億円という設備投資計画を打ち出す地方の部品メーカーは、AI時代にどのような変貌を遂げているのか。
営業利益620億円→1270億円、利益倍増を生む電子事業
増益の中心となっているのが、半導体チップと外部の回路をつなぐICパッケージ基板などを扱う電子事業だ。
2026年3月期の営業利益は全社で620億円、このうち電子事業は452億円だった。2027年3月期の最新予想は全社1270億円、電子事業1100億円。前期実績からの増加額はそれぞれ650億円、648億円とほぼ同水準だ。この電子事業の営業利益予想は、5月時点では750億円だった。それを第1四半期決算後に1100億円へ上方修正している。何があったのか。
※本記事作成の一部に生成AIの技術を活用しています。
