今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが9月7日~11日のドル円相場の見通しを解説する。
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今週のドル円は下げ渋りか。日銀の引き締めペース加速の見方から、円買い地合い継続が予想される。ただ、米早期利上げ観測は一服も、ドルは155円を下回れば買戻しが見込まれる。
日米中銀の政策決定を来週に控え、金融政策に思惑が広がりやすい。日銀審議委員のタカ派的な見解をきっかけに今後の引き締めはピッチが速いとの見方が浮上。それを受け、円買い主導の相場展開が続く。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)はウォーシュ議長がジャクソンホール会合での講演でタカ派姿勢を示した。しかし、他の主要政策メンバーからは早期利上げに慎重な見解が相次いでいる。
足元で発表された米経済指標は強弱まちまち。今週のインフレ指標は鈍化が顕著なら、早期利上げ観測は後退しドル売り材料に。もっとも、ドル円は今年4月と7月の為替介入で下げ止まった155円台がメドとなり、同水準を下回ればドルは買戻しの可能性がある。
中東情勢は再び混迷を深め、原油相場は上向いている。今後のインフレ圧力として意識されれば、ドル売りを弱めそうだ。また、財政健全化プログラムの内容を見極めようと、過度なドル売りは回避されるだろう。
【米8月生産者物価指数(PPI)】(10日)
10日21時半発表の米8月PPIは前年比+5.2%(7月+4.7%)、コア指数は+4.6%(同+4.2%)といずれも加速の見通しで、ドル買い材料になりやすい。
【米8月消費者物価指数(CPI)】(11日)
11日21時半発表の米8月CPIは前年比+3.4%(7月+3.4%)、コア指数は同+2.4%(同+2.5%)とやや鈍化の方向で、ドル売りにつながる可能性もあろう。
