加藤ムネヒサ氏の「ゴールデン手法」を図表とともに解説(イラスト:イメージマート)
値動きが激しくなる為替介入の前後では、数日から数週間単位でポジションを持つ「スイングトレード」で臨み、「12勝1敗」という好成績を残したFX専業投資家の加藤ムネヒサ氏。一方、『元手30万円からわずか3年でFIREを叶える爆益トレード 黄金のスキャルピングFX』の著書もあるとおり、得意とするのは、秒単位で薄い利益を数多く積み上げる「スキャルピング」という超短期トレードだ。仕事で忙しい人でも利益を狙いやすい戦略もあるという、そのトレード手法のキモについて、詳細に解説する。
多忙な会社員時代に編み出した「ゴールデン手法」
加藤氏が説明する。
「私が実践するトレードは勝ちパターンの再現性が高くてチャンスが多く、忙しい人でも取り組みやすいと考えていることから『ゴールデン手法』と呼んでいます」
その手法に辿り着いたのは多忙な会社員生活があったからだという。
新卒で大手保険会社に就職した加藤氏は、早朝から夜遅くまで働く生活に暗澹たる気持ちを抱き、24時間取引可能なFXにチャンスを見出した。毎日3時間の勉強に励むも、なかなか成功に結びつかない。そこから4年かけて編み出したのが「ゴールデン手法」だった。そしてFXを始めて15年で資産1億円を達成した。
株式投資では長期投資が王道とされるが、FXは違うという。
「長期の予測は難しいのですが、短期の予測なら当たりやすい。ポジションを保有する時間が短いので、予期せぬ急騰や急落に巻き込まれにくくてメンタルに優しいし、リスク管理にも優れていると考えます」(以下、「」内コメントは加藤氏)
FXはさまざまな通貨を組み合わせた「通貨ペア」で取引されるが、加藤氏は「ドル円」のみ。
「集中力を保つためには1つの通貨ペアに習熟すべきで、最も取引されているドル円は流動性が高く、取引コストも最も低い。加えてボラティリティが高いので十分な利益が見込めます」
いたずらに手を広げず、最もわかりやすくて使い勝手がいいものに集中することが重要だと説く。
それでは、加藤流の「ゴールデン手法」について具体的に見ていこう。図を参考にしながら読み進めてほしい。
