・9月7日(月)~9月11日(金)発表予定の経済指標予想については以下の通り。
○(日)4-6月期国内総生産(GDP)2次速報 8日(火)午前8時50分発表予定
・1次速報:前期比+0.3%、前期比年率+1.1%
1次速報では個人消費や設備投資の弱さから市場予想を下回ったが、その後発表された法人企業統計では設備投資が堅調となっており、2次速報では上方修正が見込まれている。民間予測では年率+1.7%程度への上方修正を見込む例もある。上振れれば、17-18日の日銀金融政策決定会合を前に追加利上げ観測を支え、円買いにつながりやすい。
○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 10日(木)午後9時15分発表予定
・予想:0.25%利上げ、預金ファシリティ金利2.50%(前回:2.25%)
8月のユーロ圏消費者物価指数は前年比+3.3%まで加速しており、ロイター調査では65人のエコノミスト全員が0.25%の利上げを予想している。利上げ自体はかなり織り込まれているため、焦点はラガルドECB総裁の記者会見や新たな経済・物価見通し。追加利上げの可能性を強く残せばユーロ買いが進みやすい一方、今回で利上げ局面が終了するとの見方が強まれば、ユーロの上値を抑える可能性がある。
○(英)7月月次国内総生産(GDP) 11日(金)午後3時発表予定
・予想:前月比+0.1%程度(前回:+0.3%)
前回6月は前月比+0.3%と予想を上回ったが、7月は伸びの鈍化が見込まれている。英国では8月のサービス業PMIが52.5まで上昇するなど足元の景況感には改善もみられる一方、高い物価や金利が内需を抑える可能性がある。予想を上回ればポンド買い、弱い結果となれば英中銀の追加利上げ観測の後退を通じてポンド売りにつながりやすい。
○(米)8月CPI 11日(金)午後9時30分発表予定
・予想:前月比+0.4%(前年同月比+3.4%)、コア指数:前月比+0.2%(前年同月比+2.4%)
7月分は前月比+0.1%と落ち着いた結果だったが、8月は関税影響の再燃などから伸びの加速が予想されている。予想を上回る結果となればFRBの利下げ観測が後退しドル買いに直結しやすく、前週発表の雇用統計と合わせて9月FOMCでの政策判断を左右する重要な材料となりそうだ。下振れれば利下げ観測が強まりドル売りが進む可能性がある。
○その他の主な経済指標の発表予定
・中国8月貿易収支(9月8日)
・南ア4-6月期国内総生産(GDP)(9月8日)
・中国8月消費者物価指数(CPI)・生産者物価指数(PPI)(9月9日)
・トルコ中銀、政策金利(9月10日)
・米8月PPI(9月10日)
・米8月中古住宅販売件数(9月10日)
・米9月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)(9月11日)
【予想レンジ】
・153円00銭-159円00銭