趣味・特技を活かして副収入を得る(イメージ)
特別な技術や資格がなくとも、パソコンやスマホさえあれば自分の趣味や特技が金に変わる──そんな世界が広がっているのが「ネット副業」だ。現役世代からリタイア世代まで、オンラインを通じて稼ぎを得ている人たちの「儲けのメソッド」を聞いた。
企業の6割が副業容認
従業員の副業を認める企業が増えている。人材大手パーソルグループのシンクタンク「パーソル総合研究所」の2025年調査で、企業の副業容認率は過去最高の64.3%となった。2018年には厚労省が「副業・兼業の促進」に舵を切り、いまや副業をする正社員は全体の11%に上るとのデータもある。そうしたなか、注目されているのが「ネット副業」だ。副業評論家の藤木俊明氏が語る。
「現在、副業の大半がネット活用を前提としています。集客・PRからサービス提供までネットだけで成立するケースも少なくありません。ネット副業を始めるにはPCやスマホの操作スキルが一定程度必要になりますが、内容によってはメールのやり取りができれば十分なケースもあります」
比較的簡単に始められるのが、ネットを介して簡単な事務仕事などを受注する方法だ。
「現役・リタイア世代を問わず、すき間時間にPCやスマホでできる簡単な作業を副業にしたい人には“クラウドソーシング”と呼ばれる働き方が向いています。データをもとにリストを作成するなど“デジタル内職”のようなイメージで、仕事の請負から納品、報酬の振り込みまでほとんどネットで完結します」(同前)
仕事を受注したい“売り手”と、依頼したい“買い手”をつなげる仲介型プラットフォーム(マッチングサイト)も充実し、ネット副業の初心者にもハードルは低くなりつつあるという。
「代表的な仲介型プラットフォームが『クラウドワークス』です。データ入力など事務作業のほか、ロゴ作成などのデザイン案件、ウェブライター、外国語の翻訳など250種類以上の案件を取り扱っています」(同前)
動画編集なら「未経験でも月5万円以上を目指しやすい」
どんな仕事が人気で、どれくらい稼げるのか。「動画編集で月収42万円」「ジオラマ製作で月収20万円」など、実際に稼いでいる人の具体例については、別掲表でも解説しているので、参考にしてほしい。
