カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

トルコで2年ぶりの好指標、リラ相場上昇の兆しか

トルコで2年ぶりの好指標(イスタンブール)

トルコで2年ぶりの好指標(イスタンブール)

 高金利通貨として話題になることも多いトルコリラ。しかし一方でFX(外国為替証拠金取引)投資家の中には、「高金利通貨は、その国でいつ何が起こるか分からず、相場も安定しないため、投資対象には向かない」と考える人もいる。では今、高金利通貨であるトルコリラを買うことは危険なのか? カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんは、以下のように解説する。

 * * *
 トルコリラ円相場は今年の1月に1リラ=29.05円という歴史上最安値を記録してから、まだそれほど上昇していない水準でウロウロしており、「相変わらずよい買い場にある」と、私は考えています。もっと言うと、私は「今、トルコリラ以上に安心して買える通貨は他にない」とすら考えています。

 例えば過去のドル円相場を振り返ると、75.55円が歴史上最安値ですが、その価格からもう40円近くも上昇してしまっています。トルコ以外の通貨はみんな歴史上最安値からみれば高い水準で推移していて、トルコほどは安心して買えないと考えています。

 もちろん、「今後トルコリラ円相場が歴史上最安値を下抜けて下落する可能性は絶対にない」とは言いませんが、資金管理を徹底することが出来ていれば、必要以上に恐れる必要はないと思われます。

 ただ、このようなことをお伝えしても、「やっぱりトルコは危険で、トルコへの投資も避けたほうがよい」と思われる方も少なくないでしょう。そこで今回はトルコに関する最新の情報をお伝えします。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。